比叡山延暦寺に行って来た

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九州地方から北陸にかけて本日6月28日に梅雨明けになった。例年よりも短い梅雨になりこれからいよいよ本格的な夏本番になって来る。

昨日6月27日(月)にJR西日本が販売している「夏の関西1デイパス」というお得な切符を使って滋賀県にある比叡山延暦寺に行って来た。比叡山延暦寺に行くにはその名の通り比叡山に登る事になるが、数あるルートの内のひとつであるケーブルを使って比叡山延暦寺に行って来た。

坂本ケーブルの発車駅までは暑い中歩いて行った。徒歩約15分ほど掛かったと思うが最寄りのJR比叡山坂本駅からは上りになっていてキツかった。苦労の末ようやく辿り着いたケーブル坂本駅。大正14年に建設された洋風木造2階建ての駅舎。国の登録有形文化財に登録されている。

途中2箇所に駅があるが、ほうらい丘駅のすぐ側にはケーブル建設中に発掘された石仏が安置してある。これは信長の叡山焼き討ちの際、犠牲になった人たちのために土地の人が祀ったものだとの言い伝えがあるらしい。

日本一長い全長2,025mを美しい景色を眺めながら11分でケーブル延暦寺駅に到着。そこからは琵琶湖の大パノラマが眼下に拡がっていた。

ケーブル延暦寺駅から歩いて10分ほどすれば比叡山延暦寺の入り口だ。ここで諸堂巡拝券(1,000円)を買って入場。

まずは根本中堂に向かったが残念ながら改装中であった。その情報を知らずにここまで来たわけだが、次回は改装が終わってからゆっくりと来てみたいと思った。

比叡山延暦寺は根本中堂のある東塔(とうどう)。他に西塔(さいとう)、横川(よかわ)と3つのエリアに分かれているが、こう暑くては全部を巡るのは体力的に厳しい。なので暑さを考慮し東塔だけを回ってみる事にした。

まずは比叡山の総門の役目を果たす文殊楼。文殊菩薩がまつられていて受験生の合格祈願に人気がある。

ご本尊に大黒天、毘沙門天、辨財天の三つの顔をもつ三面大黒天がお祀りされている大黒堂。

万拝堂と一遇会館。

最後は大講堂。学問研究のために議論する道場で、5年ごとに行われる法華大会は天台宗の像侶になるための登竜門とされている。

比叡山延暦寺の東塔、西塔、横川と巡拝したかったが、山中で大変な暑さを考えて断念。根本中堂の改装が終わり季節の良い時期に再び来てみようと思った。

最後はケーブル延暦寺駅に辿り着くのにも足が思うように動いていなかった。日頃の運動不足を痛感した瞬間だった。

ケーブル延暦寺駅も大正14年に建設された洋風二階建ての駅舎。国の登録有形文化財に登録されている。

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