パソコンやiPadにiPhoneなどデジタル全盛の今日この頃で、最近は紙に書く事よりもデジタル製品に入力する方が多くなって来ている。デジタルはデジタルで使い方によってはとても便利で、個人的には自分が入力したメモや日記などの検索をするのにとても重宝している。後々探しやすいって事だ。
一方で咄嗟の時のメモや心を込めての手紙などは入力ではなく書く事の方が何かと良い。その書くという行為が最近めっきり少なくなって来ており、漢字を間違える事が最近多くそんな自分が情けなく思う事が出て来ている。
確かに便利なデジタルだが、最近は行動計画や反省など全部デジタルでやってしまう事は果たしてどうだろうか??と思うようになり、それならばデジタルとアナログの融合が良いのではないか!!という風に強く思うようになった。
そこで後で振り返るのにも綺麗な字の方が良いし、元々子供の頃には習字を習っていた関係上、今一度丁寧に字を書いて見たいという気持ちになり、それならばほとんど使った事がない万年筆を一度使ってみよう!!という思いから、まず最初に買ったのが1000円で買えるパイロットのカクノという万年筆。
その後安価な二本の万年筆を買い万年筆で字を書く事の楽しさ、良さを知りすっかり万年筆の虜になってしまったのである。その後一本は良いものを買っておきたいという気持ちから、私にしては大金を払って買ったのがPILOT カスタム74だ。


安価な万年筆は通販で購入したが、PILOT カスタム74は文房具店で購入した。なぜなら万年筆は一本一本に個性があり書き味も違うという話を聞いたからだ。私が買った文房具店ではペンドクターなるプロがペン先を検品しており、最適な書き味を提供しているという事でわざわざ試し書きまでさせてもらい購入した。

これがペンドクターが検品しているペン先。ペン先をニブと言いこの万年筆のニブは14金だ。もう少しアップでも見てみよう。

万年筆の優れているところはいろんなインクを使える事。黒や青の定番色から赤っぽい色や紫っぽい色のインクなど数多くのインクが販売されている。

青系のインクだが深い青みが好みなのでそういったインクをチョイス。
また単に朱色は定番過ぎると感じ少し紫系の山葡萄というインクを買った。なかなかの色合いで私の超お気に入りのインクとなっている。


現在四本の万年筆を所有しているが、毎日毎日書く事を楽しませてもらっている。インク沼にも嵌りかけているが暫くはアナログ的楽しみを満喫したいと思っている。


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